瓜子姫のあらすじと教訓!だましの交渉術。

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機

だまされやすい人はどんな人か知っていますか?

自分は絶対にだまされないと思い込んでいる人なのです。

そして、瓜子姫のような人です。

この『瓜子姫』のお話しは、交渉術と、実はわかっていないことが教訓として、含まれています。

では、『瓜子姫』のあらすじを見ていきましょう。

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瓜子姫のあらすじ

 
むかし、じいさとばあさが2人でくらしていました。

ばあさが川で洗濯をしていると、大きな瓜が流れて来ました。

すると、うりは、二つにわれて、中からかわいらしい女の子が出て来たのです。

子供がなかった2人は、瓜子姫と名前を付けて、大事にそだてました。

やがて、瓜子姫は、とても美しい娘になったのです。

何でも上手にできた瓜子姫は、機織りが上手でした。

すると、そのうちに瓜子姫のうわさを聞いたお殿様が、「ぜひ、瓜子姫を嫁にしたい。」と言ってくるのです。

そして、嫁入りの支度のために、町に買い物にいきました。

その時に、瓜子姫に「あまんじゃくが、呼んでも戸を開けたらだめだよ。気をつけなさい。」と言い聞かせたのです。

さて、ひとりになった瓜子姫は、機を織っていました。

すると、あまんじゃくが来て、「瓜子姫はいるか?いたら、戸を開けてくれや。」と言いました。

ですが、瓜子姫は、「誰が来ても開けちゃだめだと言われてるから、開けられない。」と断ります。

そうすると、あまんじゃくは「指の入るだけ開けてくれや。」といい、瓜子姫は、指の入る隙間を開けてやりました。

すると、あまんじゃくは、「もう少し、手の入るだけ開けてくれ。」というので、瓜子姫は、手の入るだけあけてやります。

でも、あまんじゃくは「もうちょっと、足の入るだけ開けてくれんか?」といいました。

瓜子姫は、断りますが、また、「足が入るだけならいいじゃないか。」というので、足の入る分だけ開けてやりました。

すると、あまんじゃくは今度は「頭が入るくらい開けてくれよ。」というのです。

なので、瓜子姫は、だめだと言いますが、「それでもな、頭が入ったって、体は入らないから、開けてくれんか。」としつこく頼みます。

そして、瓜子姫が頭の入るだけ開けてやったので、あまんじゃくは、家の中に飛び込んできました。

それから、瓜子姫の着物をはいで、自分が着ていたぼろを、瓜子姫に着せ、大きい梨の木にしばりつけました。

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そして、あまんじゃくは瓜子姫の着物を着て、姫になりすまします。

じいさとばあさは、あまんじゃくがきれいな着物をきて、機に向かっていたので、だまされてしまうのです。

さて、あくる日、じいさとばあさは、あまんじゃくをきれいに着飾って、かごに乗せます。

すると、花嫁のかごが、梨の大きな木の下に来ると、「瓜子姫の乗るかごに、あまんじゃくが乗っている。」とカラスが何度も歌いました。

これはおかしいと、みんなが上を見ると、大きな梨の木に、瓜子姫がしばりつけられていました。

あまんじゃくは、逃げようとしましたが、じいさとばあさはとっつかまえて、着物をはぎ、梨の木にくくりつけます。

瓜子姫は、花嫁衣裳を着せてもらって、無事お城のお殿様の所にお嫁入りしました。

おしまい。
 
うり
 

瓜子姫の教訓

 
このお話の教訓は、交渉の方法です。

どちらかといえば、悪い人が、人をだますために使う手口の印象が強いです。

あまんじゃくは、瓜子姫に戸を開けてもらおうと指、手、足、頭、と少しづつ開けてもらう交渉をします。

そして、最終的には、瓜子姫は頭が入っても、体は入らないとだまされて戸を開けてしまうのです。

例えば、詐欺の方法でも、少しづつ金額を振り込ませて最初は利益も付けて返します。

それで、信じ込ませて、だんだん金額が多くなって、結局お金が帰って来ないという手口もあります。

人はどうしても、最初は急に多くを望まれても抵抗しますが、それが、すこしづつだと、なんとなく大丈夫な気がしてしまって、応じてしまうのです。

でも、それにはまず、最初に一度、大きい額(量)を提示して、断られてから少ない額(量)の交渉をします。

交渉される方は、最初の量を断っているので、少ない量を断るのはなんとなく悪い気がしてきて、最初の量に比べると、大した量ではない気がしてしまうのです。

そして、だまされてしまう人もたくさんいます。

ですので、そんな時は、もう一度、自分が金額に麻痺していないか、立ち止まって考えて、出来れば誰かに相談するといいでしょう。

それから、ここで、1つ疑問があったのですが、じいさとばあさは、どうして嫁入りの支度までしているのに、瓜子姫ではなくて、あまんじゃくだと気がつかなかったのでしょうか?

あまんじゃくが、いくら上手に化けていても、違う事がわかるはずです。

ここでは、大事に育ててきた娘なので、なおさら、気がつきそうなものだなと、お話しの中の事ですが、思ってしまいました。

でも、実際には、自分の子供の事も、表面的にしかみていなくて、本当は心の中で何を考えているのか、わかってあげられていないかも知れないのです。

自分の子供だからこそ、わかっている気になって、本当の心の中身までみようとしていないのかもしれません。

そして、どうして梨の木にくくりつけられた、瓜子姫がカラスを通じて、みんなにわかってもらえたかという疑問が出てきます。

実は、梨と瓜は近い関係かもしれず、梨瓜という食べものがあるそうです。

つながっていると、植物でも気持ちが伝わるのでしょうか?

ですから、きっと、瓜子姫とつながっている、梨の木が助けてくれたのでしょう。

植物でもつながっていればわかる事があります。

でも、人は、お互いに考えている事がわかる能力が、確実になくなってきている気がして仕方ないのです。

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瓜子姫の原作

 
日本の昔話です。

日本全国に似たお話があります。

桃太郎と始まりが似ていて、川から流れて来た実から生まれ出た者が主人公のお話しです。

結末は諸説あって、瓜子姫が殺されてしまうお話もあります。

あまんじゃくは、小鬼、妖怪の一種といわれている。

まとめ

 
この『瓜子姫』の教訓は、交渉の方法とだまされないようにすること。

そして、近い人のことほど、本当はわかってあげられていないかもしれないという事です。

人に遠慮しがちで、断る事が苦手な人は、だまされやすいようです。

そういう人は、特に気を付けなければなりません。

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