かちかち山のあらすじと教訓!使える知恵をつける方法。

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かちかち山

皆さんはサバイバルで行き抜く自信はありますか?

何が起きるかわからない昨今、私たちは自分達で知恵を使い、工夫して行き抜いていく事が必要になってきています。

そして、子供達にも生きる為の知恵があるかどうかが、大きなカギとなってくるのです。

それは、親や先生が教科書で教えたところで、いざ必要な時に使える知恵として身につけるのは、大変難しい事です。

『かちかち山』のおはなしには生きる知恵とはどういう事か、という大切な事が含まれています。

さっそく、あらすじから見ていきましょう。

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かちかち山のあらすじ

 

ずるがしこいたぬき

むかし、あるところに、年老いた夫婦が仲良く暮らしていました。

ある日、おじいさんとおばあさんは豆を畑にまきにいきました。

2人は豆が増えるように歌いながら豆をまきますが、たぬきがやって来て、まめが腐ってしまうように歌ってからかうのです。

ですから、おじいさんは、このたぬきを捕まえてしばりあげました。

そして、たぬき汁を作ってくれるようにおばあさんに頼みます。

そこで、おばあさんは、ひとりでたぬき汁の用意をしている時に、たぬきにだまされて、殴られて殺されてしまうのです。

それから、たぬきは、おばあさんの着物をはぎ、自分で着て、おばあさんになりすましたのです。

そして、ばば汁をつくり、おじいさんを待っていました。

それから、帰って来たおじいさんは、たぬきにだまされて、ばば汁をお腹いっぱい食べて寝てしまいます。

さて、翌朝早くから、「ばば汁食ってうまかった。」と歌う、たぬきの声で目が覚めます。

おじいさんは、だまされた事に気づき、たいそう驚いて泣きます。

すると、前に助けてやったことのあるうさぎがやって来て、話を聞き、かたきを取ってあげるというのです。

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おばあさんの敵討ち

さて、うさぎは、たぬきに、「冬が来て寒くなる前にかやで囲いをしないか?」と誘うのです。

それから、たぬきにかやを背負わして、後ろからかちかちと火打石で火をつけるのです。

そのうちに、かやはバリバリと燃え上がって、たぬきは背中におおやけどをしてしまいます。

うさぎは、こんどは、やけどの薬を作っていると言うと、たぬきが自分の背中に塗ってくれと言います。

そこでうさぎは、とうがらしをたっぷりとすりこんだみそを、たぬきの背中にぬりつけます。

たぬきはやけどで、皮が赤むけになったところに、とうがらしみそを塗られて、痛くて転がりながら帰っていきました。

うさぎは、今度は、海の幸を食べるために、船を作っているんだと言うと、たぬきは自分も作りたいと言い出すのです。

そこで、うさぎはたぬきと一緒に泥の船を作ります。

それから、うさぎは木の船、たぬきは泥の船、それぞれの船を運んで、海に浮かべてこぎました。

そして、船端をパタパタたたいたら、魚が寄ってくるとたぬきに教えます。

たぬきは、そうか、と思い、おもいっきり船ばたをたたいたので、泥舟はザックリとさけて、たぬきといっしょにブクブクと沈んでしまいました。

おしまい。

さて、この『かちかち山』に含まれる教訓はどんなことでしょう。

かちかち山の教訓

このお話の教訓は、知恵をつけることが、自分の身を助けるためには必要だということです。

ここでは、たぬきがつかまって、たぬき汁にされそうになった時に、知恵を働かせて、おばあさんに縄をほどかせます。

うさぎは、かやをつかったり、とうがらしみそを使ったり、泥舟を使ったりして、たぬきをこらしめる事に成功します。

うさぎは経験から、とうがらしやみそが傷にぬると染みていたいことや、泥舟が一度乾燥して固めたとしても、水分を吸うとと、崩れてしまう事等を知っていました。

とうがらしやみそは当然、傷にぬると染みて痛いですが、とうがらしを食べた事がなければ、あのヒリヒリする独特な感覚はわかりません。

そして、みそも、味噌汁としては知っていても、みそという物がどんなものなのか、みそ汁に味噌が溶かしてあるという事自体知らない人もいるのではないでしょうか?

家で食べるご飯が、どんな風に出来上がっていくのか知る事も、とてもいい経験になります。

それに、例えば、泥遊びをして泥団子などを作って遊んだりしたことがあれば、乾いて固まった泥は水を含むと崩れてしまうことは当たり前にわかるのですが、そんな遊びをしてこないで大きくなった子は、そんなことは全くしらないのです。

それから、さわった感じでどれくらいでこの泥は乾いて固まったな。とか、どのくらいの衝撃でこわれるものなのか等の、触感や、実際に投げる力加減は、経験しなけれはわかりません。

他にも、水はこうたたくとしずくがどこまで飛ぶのか?とか、どのくらい傾けたら、水がこぼれるのか?とか、例えば教科書を見て知っていても、頭で知っているのとでは、実際に触って経験して知っているのとは全く違います。

経験を伴わない知識は、本当に必要な時にまったくでてこないものなのです。

汚いから等の理由で子供が遊ぶ方法を制限してしまいがちですが、興味を持って、遊んでいる時はそのことでしか経験できないことをしています。

出来れば、危険がないように近くで見守ってあげたいです。

それからもうひとつ、たぬきはどうして、おじいさんとおばあさんを、少しからかっただけなのに、おじいさんに捕まってたぬき汁にされそうになるのでしょうか?

それは普段から、たぬきは、誰かをいじめたり、だましたりしていたのでしょう。

それに対してうさぎは、信用され、捕まえられてうさぎ汁などにはされないのです。

このお話では、詳しい事は書かれていませんでしたが、うさぎは以前におじいさんに助けてもらって、それで、恩返しのつもりで、たぬきをこらしめたのです。

そのことで又うさぎのイメージはどんどん上がりますが、たぬきはと言うと、悪いイメージしかなくて、周りもそんな風に接してしまうので、どんどんひねくれていってしまいます。

悪循環になっています。

最初から手に負えない悪者なんていないはずなのです。

それなのに、周りが悪者と思って悪者あつかいしかしないので、どんどん悪くなってとうとう最後には殺されてしまうのです。

誰の事も先入観なく、接することが出来たらそんな悪循環はおこらないのですが、わかっていても、人間はイメージというのに支配されがちです。

そして、人も子供の時から悪い子やいじわるな子などいません。

でも、周りの人が、何かのきっかけで、イメージを作って接してしまうので、どんどん悪い方向にいってしまうのです。

周りがその子を悪い子、意地悪な子にしていっているのかもしれません。

イメージに左右されず、平等に接するという事は、大事な事なのです。
 

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かちかち山の原作

日本の民話です。

江戸時代には、良いものは悪い者を成敗するスタイルが好まれて、『さるかに』や『桃太郎』等と共によく読まれた。

おばあさんを殺して、ばば汁にしてしまう所は大人には残酷ですが、子供はこれくらい極端なお話のほうが、納得しやすいようです。
 



 

まとめ

『かちかち山』の教訓は、いざと言う時に使える知恵を身につける為に出来るだけ実際の経験をすることが必要だという事でした。

それから、イメージに左右されることなく、平等に接しましょうということです。

今からでも、知恵をつける、頭を柔らかくすることは可能だと思います。

まず、余計な考え方の型をとっぱらうことが大事かもしれません。

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