かぐや姫のあらすじと教訓!お金では買えないもの。

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かぐや姫

今の時代、世の中でお金で買えないものはないと言われています。

この『かぐや姫』は数少ないお金で買えないもののお話です。

そして、うわさに含まれる感情のお話です。

それでは、『かぐや姫』のあらすじをみていきます。

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かぐや姫のあらすじ

 

竹から生まれたかぐや姫

 
むかし、おじいさんは、竹林でひかる竹をみつけ、切ってみると、中には小さな女の子がいました。

おじいさんと、おばあさんには、この女の子を、かぐやひめと名付けて大切に育てました。

それからは、不思議なことに、おじいさんが竹を切ると、中にお金が入っているのです。

ですので、そのお金をかぐや姫のために使ったのです。

そして、かぐや姫は美しいむすめに育ちます。

かぐや姫のうわさは、国中に広がります。

かぐや姫を妻にしたい男たちが、たくさん訪れました。

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あきらめの悪い男たち

 
かぐや姫は会おうともしなかったのですが、五人の男だけはあきらめなかったのです。

ですので、かぐや姫はそれぞれの男に、さがすのが難しい物を探しに行かせます。

『いしつくりのみこ』に探させたのは、天じくの国にある、石のはちでした。

そこで、『いしつくりのみこ』は、山寺の古ぼけた石のはちを持って帰ります。

そして、かぐや姫に嘘をつきますが、かぐや姫は首を振り、「本物は、美しく光っています。」と言います。

『くらもちのみこ』がさがすのは、ほうらいの山の中にある真珠の実がなる金の枝でした。

くらもちのみこは、そっくりの物を職人たちに作らせます。

かぐや姫は、あまりにもきれいなので、つい、見とれていたのです。

すると、職人がやってきて、「代金を払ってください。」といい、すぐにばれてしまいます。

『あべのみうし』がさがすのは、火に入れても燃えない、皮ごろもで、持ってきた物はにせものでした。

『おおおとものみゆき』は、竜の首についている、光る玉です。

玉を探して海に出ますが、嵐にあって、命からがらもどってきました。

『いそのかみのまろたり』が探すように言われたのは、つばめが持っている、子やす貝でした。

しかし、屋根に上って、つばめの巣をつかんだ時、足を滑らせてしまいました。
 

国に帰るかぐや姫

 
さて、かぐや姫のうわさは、みかどの耳にも届きます。

しかし、かぐや姫は、「おじいさんとおばあさんのもとにおいて欲しい。」とたのみました。

そして、三年の月日が流れ、かぐや姫は月を見ては泣いています。

おじいさんとおばあさんは、心配でたまりません。

それで、かぐや姫は「私は月の世界の者で、次の十五夜に、月に帰らなければなりません。」と話すのです。

そして、とうとう十五夜の晩になって、屋敷の周りは、兵士でいっぱいでした。

しかし、突然、光がさして、天女たちが空からやってきます。

光を見た兵士たちは動けなくなり、かぐや姫をのせた車は、月の光の中に消えていきました。

「おじいさん、おばあさん、どうかお元気で。」

おしまい。
 
竹林
 
さて、この美しい異世界の人のお話の教訓はどんなことでしょう。
 

かぐや姫の教訓

 
このお話の教訓は、人の心をものやおかねで解決しようとするのはまちがっているということです。

物やお金で人の心を動かそうとすることは、不可能で、意味がない。という事です。

『かぐや姫』のお話では、最初から男たちは様々な贈り物をして、かぐや姫の気を引こうとしますが、かぐや姫は見向きもしません。

おじいさんや、おばあさんが心配をするから、仕方なく、結婚の条件を出します。

無理難題を出すことから、かぐや姫に結婚する気は全くありません。

そして、みかども、おじいさんを貴族にしてやるとまで言って、かぐや姫を手に入れようとしましたが、結局は願いはかないませんでした。

おじいさんが困るのでみかどとの、話は保留にしていましたが、全くみかどとも結婚する気はなかったのです。

物やお金では本当に欲しい人の気持ちを手に入れる事はできません。
 
そして、このお話では他に、見たこともない人のうわさを信じて、その人に対して、勝手な感情を持つのは、無駄な感情の消費でしかないという事がわかります。

うわさという物は、口にした人の、それぞれの感情が混じっています。

そして、実際にみたことのない人が、聞いたことを自分勝手に解釈して伝える事で、信ぴょう性のない事がたくさんあるのです。

このお話では、噂話を信じ、見たことがない人の事を美しいといううわさから、結婚したいと申し出るのです。

最近では、うわさ話というのはあまりないかもしれませんが、ツイッター等が、うわさ話に当たるのもしれません。

実際には見たこともない事について、自分の感情を交えてツイートしてしまう事で、偏った意見だけが、一人歩きすることがよくあります。

それを読んだ人は、どうしても影響をうけて正しい判断ができないことがあるのです。

このように、人のうわさに惑わされてしまうのは、よくある事ですが、冷静に一つの意見として受け入れることが大事でしょう。
 
そして、このお話の中では、更に会えば会ったで、中身がどんな者なのかも関係なく、見た目だけで判断するのです。

もうここまで行くと、中身は異世界の人であろうが、実は何かが変身した姿であろうが、関係ないのでしょう。

恋こがれた人が目の前にいて、その人が本当はどんな人でも、疑いもしないで信じてしまいます。

みかどは、かぐや姫が実は人間ではなく、異世界の者とわかっていても、かぐや姫に惹かれるのです。

もともと、恋というのは、思い込みからはじまるのかもしれません。

例えば、男の人は、「この女の人は自分に気があるかもしれない。」という思い込みから恋になる人がいるそうです。

他には、例えば少し話をした程度でこの人はこんな性格で、こんな話し方で、こんな生活をしている。等をかってに妄想して、恋をするパターンもあるのです。

これも勝手に思い込んで恋をしているのでしょう。

反対に、思い込まないと、恋に発展しないのかもしれません。

こう考えると、思い込みも大事な事なのです。

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かぐや姫の原作

 
平安時代からある日本のお話です。

かぐや姫は『竹取物語』の登場人物の名前です。

かぐや姫のもともとのモデルは、『古事記』に出てくるとされる。

そののち、形を変えて、話継がれています。

他の昔話にもあるように、本来は生まれるはずのない物の中から生まれるお話です。

竹の中から子供が生まれるお話は、東南アジアや、中国にも多くあります。

それは、竹の異常な生命力の為と思われる。
 

まとめ

 
このお話の教訓は、物やお金では、本当に欲しい人の気持ちは手に入れることは出来ない。ということ。

そして、見たことのない人の噂を信じて、勝手な感情を持つのは、無駄な感情の消費でしかないという事です。

知らない人が、例えば何か悪い事をして捕まった時に、犯罪の種類にもよりますが、その人に対して怒る事があります。

行く先のない怒りからか、自分でも不思議なくらい、怒りが長引いたりすることがあります。

良い感情ならいいのですが・・・本当に無駄な消費です。

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