さるかに合戦のあらすじと教訓!心と体のつながりとは?

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さるかに合戦

さるかに合戦は、文字通り、さるとかにの攻防です。

たくさん、登場するものたちが繰り広げる、楽しいおはなしの印象がありました。

ですが、じつは、悲しい敵討ちのお話なのです。

このお話を読むと、人は心と精神力で支えられていることが、わかります。

それでは、『さるかに合戦』のあらすじをみていきましょう。

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さるかに合戦のあらすじ

 

ずるがしこいさる

 
むかし、さるとかにが一緒に田んぼを作っていました。

あるとき、さるは、たんぼで、柿の種、かにはにぎりめしをひろいます。

さるはそれを見て、にぎりめしを食いたくなりました。

それで、「そのにぎりめし、この柿の種ととりかえっこしないか」と、もちかけます。

かには、嫌がったけれども、さるは、「種は土に埋めたら、おいしい柿がたくさんなるよ。」といって、柿の種と、にぎりめしをとりかえました。

さて、かには、その種を持って帰って大事に庭に植えたのです。

それから、水をやって、「早く芽を出せ、柿の種、出さんとはさみでちょんぎるぞ。」と言うと、芽がでてきます。

次に、「早く実がなれ、柿の芽、ならんとはさみでちょんぎるぞ。」と言ったら、ずんずんと大きくなり、次々に実がなったのです。

かには、柿を取ろうとしましたが、何度登っても、落ちてしまいます。

すると、さるが「かにどん、おいらが取ってやるよ」といいます。

そして、さるは、するすると木に登って、熟れたのから食べてしまったのです。

かにはびっくりして、「さるどん、俺にもとってくれ」とたのみます。

すると、さるは、「これでも食っとけ。」と、青い柿を取って、かにに投げつけました。

なんと、かには、甲羅がつぶれて、死んでしまいます。

実は死んだのはメスのかにで、子持ちだったのです。

そして、甲羅の割れ目からワサワサと、子がでてきて、川まではっていきました。

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かたき討ち

 
川には、ばばがいて、子供の面倒はこのおばあさんがみたのです。

子がに達は、母親がさるに殺されたと知り、親のかたきを、うちにいくと言い出しました。

そこで、ばばは、きび団子を持たせます。

途中でどんぐりと、はちと、牛のふんと、臼に会います。

子がに達が母親のかたき討ちに、さるの所に行くと聞いて、お供すると言うので、きび団子をあげます。

さるのすみかに着くと、さるはちょうど留守でした。

ですので、どんぐりは囲炉裏の灰の中、はちはとなりの部屋、牛のふんは戸口の所で横になり、臼は戸の上でかくれます。

それから、子がにたちは、水かめの中にかくれたのです。

そうすると、さるが帰ってきました。

さるは、囲炉裏の前で、火をたきはじめます。

そのとき、どんぐりが、はじけて、さるに飛びつきました。

すると、さるは、「あちちちち!」と、かめに手を突っ込みます。

そうすると、子がにがみんなで、さるに飛びついてはさみではさみます。

さるは、「あいたたたっ!」ととなりの部屋にに飛び込んだのです。

そこへ、はちがさるの顔や腹をチクチクさしまくります。

するとさるは、「こりゃたまらん!」と、戸口を出た所に、牛のふんが横になっていたので、ふんずけて、転んでしまいました。

そのとき、上から臼がどすーんとさるの上に落ちてきたのです。

そこへ、かにたちがやって来て、サルをはさみで切ってしまいました。

おしまい。

さるかに合戦の教訓

 
このお話の教訓は、精神的な事は、想像しているよりも、体にも大きな影響がある。という事です。

疲れていても、気持ちが元気であれば、ある程度頑張ることができるが、目的が明確でない、心配事があるときは、思った以上に体にも影響してしまう。という事です。

このお話の中では、かにと、さるは、畑仕事を一緒にしている仲間でした。

しかし、思わぬ事(食べ物の事)で、さるからの攻撃に合い、今まで信用していたために、心のダメージも大きかったのです。

なので、かにの、本来なら固い甲羅も、さるの投げた青い柿でこわれてしまいました。

例えば、行事や仕事のために毎晩睡眠時間をけずって用意をしていましたが、その目的がおわったとたんに体を壊して寝込んでしまうというのは、よくあることです。

このように、人は外からのみのダメージには強いが、中からの精神的なダメージで、簡単に壊れてしまうことがあるという事です。

ですが、反対に、例えば、恋をして心がそのことで一杯な時は、少しくらい睡眠時間が減っても、お腹がすいても平気なものです。

でも、気持ちも落ち着いてきて、安定してくると、どうしてあんなに食事も睡眠も忘れて平気だったか不思議になるのです。

心というのは体と確実につながっているんですね。

ですから、心を健康に保つことが、体の健康にもつながります。
 

 
そして、もうひとつの教訓は、どんなに困難で、不可能に見えても、調べて、計画して、準備をきっちりすることで、目的を達成することができる。ということです。

このお話の中では、敵討ちに一緒に行く、どんぐり、はち、牛のふん、うす、そして、かには、かかわりが全くないもの同士ですが、そんな仲間でも、力をあわせて、さるを倒すことができました。

子がに一匹やはち、どんぐりや牛のふんがばらばらでさると戦ってもずるがしこいさるには勝てそうにありません。

でも、かには、さるが家に帰って来て、どんな行動をするか考えます。

そして、囲炉裏のしかけから順番に、さるが行きそうな所にうまくわなを仕掛ける事で、さるを退治することが出来たのです。

それに、きちんと、かにが指示して、その人にあった役割を与えることで、うまく、力を合すことが出来たのです。

一見、バラバラで、まとまりのない仲間でも、団結すれば、目的を達成できる。ということです。

かえって、、趣味や、得意な事や、職業が、バラバラな方が、それぞれの得意分野の知識を出し合い、物事を解決するには、よいチームになれるのかもしれません。

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さるかに合戦の原作

 
かには、柿の木に向かって、早く芽をだせ、実をつけろ、とはさみでおどします。

これに似た話で、昔、実のなる木にはさみをもって、たくさんの実をならすように約束させる風習があったそうです。

ここでは、かにと、さるはもともと仲間ですが、別話では、さるとかにはたまたま出会ったことになっているものもあります。
 

まとめ

 
『さるかに合戦』の教訓は、精神的な影響は体にも影響する。という事でした。

そして、困難な事でも、きちんと計画して、準備すれば、達成することが出来る。という事です。

時には、趣味も、年齢も、立場も違う人と話すことは楽しいですね。

色々、参考になり、脳の刺激にもなります。

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