きつねとツルのあらすじと教訓!食べる事とは?

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ツル

生き物が何かを食べるという事は、生死に直結する事です。

食べる事は生きる事なのです。

食べ物の恨みは怖いと昔からもうします。

このお話はただ単純に意地悪のお話ではないように思います。

では、きつねとツルのあらすじから見ていきましょう。

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きつねとツルのあらすじ

きつねはツルに平たいお皿でスープを出しました。

そして、きつねはツルにスープをすすめますが、ツルは平たいお皿からスープを飲むことは出来ません。

ツルが困っている様子を見て、きつねは笑いました。

今度はツルがきつねを食事に呼んで、細長い入り口の小さなビンにごちそうを入れて出します。

ツルはくちばしを突っ込んでおいしそうにごちそうを食べましたが、きつねはごちそうを食べる事が出来ませんでした。

おしまい。

きつね

 

きつねとツルの教訓

このお話の教訓は、自分の事ばかり考えて行動してはいけないよ、という事です。

時には相手の立場に立って物事を考えましょう。という事なのです。

このきつねはもう少しツルの立場になって考えられたら後でご馳走を食べられないと言う悲しい事にはなりませんでした。

ご馳走を食べられなくて悔しい気持ちをもう少し考えた方が良かったのです。

このお話を読んで思い出したのが、天国と地獄の長いお箸のお話です。

ある時、地獄の人達の食事の様子を見ると、たくさんのご馳走がテーブルに並んでいます。

けれども地獄の人々はガリガリに痩せてしまって、お腹がすいている様子です。

ここでは1メートル以上ある長いお箸で食事をしなければならない決まりがあります。

地獄の人達は長いお箸で食べ物を挟んで、自分の口に入れようとしますが、どうしても食べる事ができません。

ですから、地獄の人達は目の前にご馳走があっても、いつまでたっても満たされないのです。

そして今度は、天国の人達の様子を見てみますと、みんなふくよかで顔色も良く、とても幸せそうです。

天国でも地獄と同じように重くて長いお箸で食事をしているのですが、地獄の人達とは明らかに違います。

それはなぜかと言うと、天国の人達は長くて重いお箸で挟んだ食べ物を自分の口ではなく、他の人の口に入れてあげていたのです。

そして、入れてもらった人はお返しに相手の好きな食べ物を口に入れてあげています。

こうする事でお互いが食べ物を口に入れる事ができます。

天国の人達は自分の事ばかりではなくて、お互いの事を考えて行動する事でお互いに満たされるのです。

そして、人間というのはお腹がすいたり、自分が大変な状況になると、余計に自分の事ばかり考え、他の人の事などは考える余裕がなくなります。

地獄の人達はお腹がすけばすくほど自分の事しか考えられなくなっているのです。

悪循環ですねえ。

それから、ここでもう一つ思ったのが、例えば、天国の人の中にひとり相手の事を思いやれない人がいたとします。

すると、この人は人に食べさせてもらうばかりで、人に与えようとしないので、そのうちに誰からも食べ物を口に入れてもらえなくなるのではないでしょうか?

反対に、地獄にひとりだけ他の人を思いやれる人がいたとします。

その人は人に与えてばかりで、自分は食べさせてもらう事が出来ず、最後にはその人も他の地獄の人のように飢えて相手を思いやれなくなるのではないでしょうか?

例えばお仕事でも、お互に助け合っていくことがとても大事で、1人だけで仕事を背負ってしまうと、最初のうちはうまくいっているように見えます。

でもそのうちに1人で仕事を背負っていた人は耐えきれずに、体や心を悪くしてしまったり、仕事をやめてしまったりしてしまうかもしれないのです。

何事もしてあげてばかりでも、してもらってばかりでも最後にはうまくいかなくなるという事です。

相手の立場を考えるという事は、実はとても難しいことです。

自分のしたいことや、してほしい事を一旦置いておいて、相手の立場を優先するという事なので、気持ちと身体の状態に余裕がないと出来ない事でしょう。

でも相手の事ばかり考えて、自分の気持ちを我慢してしまうばかりでは、最後には自分の気持ちにも体にも余裕がなくなってしまいます。

自分と相手の事を考える事のバランスが難しいですね。

そして、もう一つの教訓は、人にはそれぞれ特徴があり、生きていくにはそれぞれに合った方法があるという事です。

きつねとツルにはそれぞれに食べやすいお皿の形があります。

そのことを理解しないと食べていくことも出来ません。

特に人の上に立ってお仕事をする人は、自分の下で働く人がそれぞれ自分に合った方法で仕事が出来るように環境を整えてあげなければいけません。

人にはそれぞれ得意な事と不得意な事、出来る事、出来ない事があります。

そのことを見抜くのも人の上に立って仕事をする人には必要なのです。

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きつねとツルの原作

イソップ寓話の中のお話です。

もとは奴隷であったアイソーポスが作ったと言われています。

寓話とは人にとって身近なお話から人を諭す意味を持ったお話になっています。

動物や物が擬人化されている事が多い。

アリとキリギリス王様の耳はロバの耳が有名です。

まとめ

 

このお話の教訓は、時には相手の立場に立って物事を考えましょう。という事です。

イソップ寓話は物語の最後には、そのお話の教訓がかいてあるのです。

きつねとツルの物語の最後には、食事の席で学者が難しい話をしても、わからない人は退屈なだけで、普通の人がバカな話や下品な話をしても、食事が台無しになるという事がかいてありました。

私はこの教訓があまりピンと来なかったのですが、食事は楽しくおいしく頂きましょうという事なのでしょうか。

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