くわずにょうぼうのあらすじと教訓!働くために大切な事!

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菖蒲

あなたはご飯を食べずに働き続けられますか?

それは誰にもできません。

では、評価されずに働き続ける事は出来るでしょうか?

このお話の中で書かれているのは自分の為にも家族の為にもとても大事な事です。

でも時にそのことを見失ってしまうのです。

ではここからは、くわずにょうぼうのあらすじです。
 

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くわずにょうぼうのあらすじ

 
むかし、欲張りな男がいました。

男は「よく働いて、飯をくわない女房が欲しいなあ。」と言うのです。

すると晩になって男が家にたどりつきそうな時、後ろから美しい女がついて来た事に気づきます。

女は「おらはめしはちっとも食わないが、うんと働くので女房にしてくれ。」というのです。

ですから男は喜んでこの女を女房にしました。

すると、女房はとてもよく働き飯も食わないので、男は「蔵に入りきらないくらい米がたまるぞ。」と喜んだのです。

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ですが、ある日男が蔵を開けてみると米俵がごっそりなくなってしまっています。

なので男は仕事に出かけるふりをして、天井からのぞいていました。

すると女房は米俵を持ってきて窯の中に米をザーッと入れて飯を炊き上げ、その飯をぜんぶにぎりめしにして、雨戸の上に並べます。

そして、長い髪の毛をほどくと頭のてっぺんから大きな口が出て来たのです。

それからその大きな口に握り飯をポイポイと放り込んであっという間に全部食べてしまいました。

男はたまげて、怖くなって震えだします。

それでも男は日が暮れると知らん顔をして家に帰り、女房に「やっぱり1人暮らしがいいから出てってくれ。」というのです。

すると美しい女房は急にでっかいおにばばになって「お前も食ってやる!」と言い、ふろおけに男を放り込んでそのふろおけを頭の上にかついで歩き出しました。

男はいつ食われるかと思うと生きた心地がしません。

でも、おにばばはおかしなことに、菖蒲が生えている所では「刀が生えてておっかねえ。」と言い回り道をします。

そして、よもぎが生えている所でも「毒があっておっかねえ。」と回り道をするのです。

山をいくつもこえた所でおにばばはくたびれて一休みしました。

すると、木の枝が男の目の前にぶら下がっています。

ですので男は枝にぶらさがって桶からはいあがる事ができたのです。

さておにばばは男ににげられたとは思いもよらず、「かるいわい、かるいわい」と言いながらビューッと走って山のすみかにかえりました。

そこでおにばばは、「子供達よ、人間を取って来たぞ!包丁はあるか?」と言って桶をおろしてみると、中はからっぽだったのです。

おにばばはたいそう怒って、「とっつかまえて食ってやる!」と言うと、ブーンと飛ぶように走って、戻って来ます。

ですから男は逃げて逃げて、やっと走って菖蒲の茂った中にかくれたのです。

おにばばはすごい勢いで追いついてきて、今にも男はつかまりそうです。

すると、菖蒲がみんな刀になって男を守ってくれたのです。

おにばばはくやしがり、くるくるまわっていると、今度はよもぎが茂った所に転んでしまいます。

そうすると、おにばばの体によもぎの汁がくっついておにばばは溶けてなくなってしまったのです。

おしまい。

おにぎり

 

くわずにょうぼうの教訓

 
このお話の教訓は、まず欲張ってはいけないということです。

何も食べないで働ける人間がいない事はわかるのです。

ですが、この男は欲張りすぎた為に当たり前の事がわからなくなってしまったのです。

偏りすぎた考えは当たり前の事をみえなくしてしまう事があります。

例えば自分の会社や自分の立場の事しか考えられなくて実際に働いている人の事を考えられなくなってしまうのです。

人は寝ないで働いたら体や心を壊してそのうちに働けなくなります。

そして、働いてもお金がもらえなければ、生活が出来なくなって、その仕事は続けることができなくなります。

働けばお腹がすきます。

自分のことだけで頭がいっぱいになってしまうと、当たり前の事が見えなくなることがあるのです。

そして働くと言えば、会社で働く事の他に家でする家事も同じでしょう。

家事もは誰かに評価されにくく、日々に欠かせない仕事なのにするのが当たり前と思われて、報酬をもらえる訳ではないのです。

働いても働いても評価されなかったり、目に見える成果がなければ、仕事をする気持ちがなくなってしまいます。

毎日毎日家事を続ける事は、本当に難しく、大変な事なのです。

何も与えず評価もせず、報酬も与えずに働き続けるくわずにょうぼうは存在しません。

 
そして、もうひとつの教訓は、薬は人によっては毒にもなるという事です。

このお話の中では菖蒲やよもぎがおにばばを退治してくれます。

よもぎは昔から煎じて薬として利用したり、お灸に利用されたりしました。

その一方で、他の植物の発芽を抑える成分を出すのだそうです。

薬は正しい使い方をすれば、病気を直してくれるのですが、使い方を間違うと中毒になったりします。

そして、使う人によっては毒になったりもするのです。

例えば、ここで私が思いついてしまったのは、お巡りさんです。

善良に何も悪い事をせずに生きている人にとってはお巡りさんがいる事で安心してくらせます。

でも、何か心にやましい事があったり、実際に悪い事をしてしまった人にとってはお巡りさんは会いたくない、嫌な存在でしかないのです。

 
そして、食べる事と食べない事で思い出したのが、知り合いの方に毎日のように餃子を食べている人がいました。

ですが、体重が少し増えて自分でもふっくらとしてきたなあと思って、大好きな餃子を何日かがまんしたのだそうです。

でもやっぱり餃子を食べたくなって、食べに行きました。

するとどうしてかわからないのですがお腹はいっぱいになったのに、餃子だけでは満足できずにそのあとお寿司も食べに行ったのです。

我慢した事の反動でしょうか?

私も昔一度、体重が増えてきたのでカロリー計算をして食事制限をしたことがありました。

体重はそこそこ減ったのですが、リバウンドであっという間に戻った上にさらに体重が少々増えてしまいました。

何故かはわかりませんが、食物への欲求がコントロールできなくなって、お腹がいっぱいなのに食べたくてたまらなくなって食べてしまうという状況が続いて、その欲求が我慢できなくなってしまったのです。

しばらくすると食べたい欲求は落ち着いたのですが、それからは二度と食事制限はしないでおこうと思いました。

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くわずにょうぼうの原作

 
菖蒲の香りは魔除けになり、化け物や妖怪が触れると溶けてしまうという言い伝えがあり、端午の節句に用いられるようになりました。

昔から言い伝えられる飯食わぬ女房の正体は、おにばばだったり、鬼、へび、くもなど、地方によって違う。

頭髪の中に大きな口があって、たくさんのご飯を食べると言う共通点があります。
 

まとめ

 
くわずにょうぼうの教訓は、欲張ってはいけないということと、偏りすぎた考えは当たり前の事をみえなくしてしまう事があるという事です。

うちの相方は「警察24時!」とかのTV番組が大好きです。

その中で見回りの警察官の方が、何か悪い事をしている人をひと目でわかると言う場面を何度も見てきて、パトカーをみると何にも悪い事をしてないんですが、ついなんか落ち着かず意識してしまったりするのです

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