おしいれのぼうけんのあらすじと教訓!子育ての明暗。

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園児のくつとぼうし

この本は小学校の課題図書に指定されていました。

なので、あなたも小学校の頃に読んでことがあって、なつかしく感じるのではないでしょうか?

それと同時に今読むと、保育園でこんなことをするなんて、なんだか少しずれていると感じるかもしれません。

それでは、ここからはおしいれのぼうけんのあらすじです。

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おしいれのぼうけんのあらすじ

この保育園にはふたつのこわい物があって、ひとつはおしいれです。

先生のいう事をきかなかった子は、押し入れに入れられてしまいます。

そして、その子が謝るまで外に出さないのです。

もうひとつは、ねずみばあさんです。

ねずみばあさんは、人形劇にでてきます。

ねずみばあさんが猫をにらむと、ねこはたちまち動けなくなってしまうのです。

ねずみばあさんの声を出すのは、みずの先生です。

みずのせんせいは上手にねずみばあさんの声を出し、人形をあやつるのです。

ある日の事、昼寝のじかんになって、みんなが着替えている時に、あきらとさとしが、ミニカーの取り合いになり、けんかをしてしまいます。

2人は走り回って、寝ている友達の手をふんだり、足をけとばしたりしたのです。

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そして、、みずの先生は2人に「やめなさい。」と言ったのに、2人はやめなかったので、押し入れにいれることにしました。

「おしいれの中で考えなさい。お友達のお腹をふんづけたらどうするの!」みずの先生は怒ります。

さとしは「外で、かんがえるよう!」と言いました。

でも、みずの先生は2人を押し入れの上の段と下の段に分けていれたのです。

そして、みんなは心配そうに押し入れを見て、みずの先生は、2人が謝るのを待ちました。

さとしは、外で考えると言ったのに、押し入れに入れられた事をとても怒っていました。

それから、しばらくは2人は、穴から外をのぞいたり、押し入れの戸をけったりしていたのです。

でも、2人は段々とおしいれのスミのシミや、ベニヤ板の模様がおばけに見えてきて、怖くなってきます。

そしてとうとう、そこからねずみばあさんが出てきます。

ふたりはとても怖くなって泣きそうになりますが、押し入れにできたトンネルに向かって逃げます。

それから、森や高速道路や下水道を一生懸命逃げました。

でも、最後にはねずみばあさんに追い詰められて、ねずみばあさんは「あやまるなら許してやる。」と言うのです。

でもさとしは、自分は悪くないと言いはります。

ですから、ねずみばあさんは「お前たちをねずみにしてやる。」と言います。

すると突然、ふたりが持っていたミニカーとデコイチがやって来て、子供が乗れるくらいの大きさになったのです。

さとしと、あきらは、デコイチとくるまに飛び乗り、ねずみばあさんとねずみを追い払ってしまいました。

2人はなんだか眠くなって、気が付いたら押し入れの戸が開きます。

みずの先生は「外で考えてもらえばよかったね。」と言い、ふたりはふんづけたり、けったりした友達に謝りました。

それからは、みずの先生は子供をおしいれに入れなくなりました。

おしまい。

子供

 

おしいれのぼうけんの教訓

押し入れのぼうけんの教訓は、親や先生の心の中には「子どもは可愛い」ばかりではない気持ちの明暗と裏表があるという事です。

このおはなしに出てくる先生は、いう事を聞かない子を押し入れに入れてしまうのです。

暗い所にいれて、子供が怖がって「ごめんなさい」というのを待っています。

子供はこの時、出してもらうために「ごめんなさい」というのですが、この「ごめんなさい」は本当の心からの「ごめんなさい」なのでしょうか?

ただ、出してもらうために、言っているだけではないでしょうか?

もしそうだとすると、子供はどうして自分が怖くて暗い押し入れに閉じ込められているか、全くわかっていないのです。

そして、子供の頃に、誰かに押し入れに閉じ込められた記憶しか残りません。

出来る事なら、しかるときも、反対にほめるときも、本当にこの子のためになるのか?

どうすれば、親や先生の想いを少しでも理解して、少しでも心に残してもらえるか?

を考えなければいけません。

そして、子供は可愛いです。

でも、想像以上に子育ては大変なのです。

周りの世話をする大人はいつも精神的にも身体的にもいっぱいいっぱいな事がほとんどです。

そのうえ、毎日毎日、ひと時も目が離せない期間が続くのです。

あなたはこんな想像をしたことがありませんか?

「怪我をさせてはいけない。」と思いながら、実際には頭のなかで、子供が階段から落ちて、階段の下で倒れている映像が思い浮かんだりするのです。

その頃私は、そんな映像が浮かぶなんて、自分がどこかおかしいのではないかと思いました。

でも、今考えると想像することで、その状態にならないように気をつけていのかもしれません。

さわったら危ない物

とがったフォーク(持って歩いてこけた時にのどをつくかもしれない。)

小さいおもちゃ(口に入れて、のどをつまらせたり、鼻の穴にいれてしまうかもしれない。)

持ち歩ける棒状の物(これも、こけた時にのどや目を突くかもしれない。」

こういう想像をするから、子供がけがをしないように注意できるかもしれません。

その他に私は、子供が大事である事に変わりないのですが、時々自分の自由な時間が全くないことが嫌になって、子供がどこかに行ってしまえば、また自分の好きな事だけして生きていけるのにと子供をうとましく思った事がありました。

その当時はそんな事を考えてはいけないと思っていました。

でも今思うと、人間ですから、疲れて逃げたいと思う事だってあるでしょうと思えるのです。

親だって人間なので、楽しい事も嫌になる事も、ちょっとブラックな想像をしてしまうこともあるのです。

そして、子育ては何が正解というのはありません。

 
昔、私の父親は高校の時にあまり勉強せずに、遊んでいました。

それで、留年した上に学校の校門の所でかつあげしたりしていたそうです。

そして、かつあげした腕時計をお金に変えて、友達と旅館でお酒を飲んでいたために、結局退学させられてしまいます。

でも、私の父は、高校時代のそのエピソードが全く想像できない位、真面目に仕事をして、私たちを養ってきました。

そして、私は子育てをしている時に、この話を思い出して、父親の親(私の祖母)はすごいなあと思ったのです。

私がもし、自分の子供がそんな風に学校をやめさせられたら、どうするでしょう?

もうその子については、色々な意味であきらめてしまうかもしれないと思いました。

でも、父親は大人になって、きちんと働いています。

子育てって結局何が良くて、何が正解か全くわからないなあと思いました。

それで結局、私は「自分が最期の時に、子供産んで育てて良かったなあと思えたら良し。」と思う事にしました。

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おしいれのぼうけんの原作

1974年に古田足日(ふるたたるひ)田畑精一によって書かれます。

薄暗い押し入れは、「母親の胎内」という意味もありました。
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まとめ

おしいれのぼうけんの教訓は、親や先生の心の中には「子どもは可愛い」ばかりではない気持ちの明暗と裏表があるという事です。

この本の中で、押し入れに閉じ込めてしまう事は、おかしいと思う人がいるかもしれません。

どこまでがしつけで、どこからが虐待なのでしょうか?

誰でも子供の時があったはずです。

みんなが、今考えなくてはいけない問題です。

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