てぶくろのあらすじと教訓!当たり前と思い込み!

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てぶくろ

このお話は、ウクライナの民話です。

生きている者同士の思いやりのぎゅうぎゅう詰めのお話です。

そして、思い込みで ? になるお話でもあるのです。

さて、ここからは、てぶくろのあらすじを見ていきましょう。

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てぶくろのあらすじ

 
雪が降る寒い日、おじいさんとこいぬが森を歩いていました。

歩いているうちに、おじいさんはてぶくろを片方落としてしまいます。

そして、気がつかず、そのまま行ってしまったのです。

すると、ねずみがてぶくろを見つけて、もぐりこみ、そこで暮らすことにしました。

そこに、かえるがはねてきて「てぶくろにすんでいるのは誰?」と聞きます。

すると、ねずみは「わたしはくいしんぼねずみよ。あなたは?」と尋ねました。

「ぴょんぴょんがえるよ。わたしも入れて」

「どうぞ」

次はうさぎが走って来て、てぶくろに住んでいるのは誰かたずねます。

すると、「くいしんぼねずみとぴょんぴょんがえる。あなたはだあれ?」というのです。

「はやあしうさぎ。ぼくもいれて。」

「どうぞ。」

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次にきつねがやって来て、てぶくろに誰が住んでいるか尋ねます。

「くいしんぼねずみと、ぴょんぴょんがえるとはやあしうさぎよ。あなたは?」

「おしゃれぎつねよ。私も入れてちょうだい。」

これで4匹です。

次はおおかみがやって来ててぶくろに誰が住んでいるか尋ねるのです。

「くいしんぼねずみとぴょんぴょんがえると、はやあしうさぎとおしゃれぎつね。あなたは?」

「はいいろおおかみ。おれも入れてくれ。」

その次はいのししがやってきました。

そして、てぶくろに住んでいるのは誰か尋ねるのです。

「くいしんぼねずみとぴょんぴょんがえると、はやあしうさぎとおしゃれぎつねとはいいろおおかみ。あなたは?」

「きばいのしし。わたしも入れてくれ。」

「もう無理じゃないですか。」

でもいのししは無理やり入ってきました。

てぶくろはぎゅうぎゅうづめになります。

その時、くまがやって来て、てぶくろに住んでいるのは誰か尋ねました。

「くいしんぼねずみとぴょんぴょんがえると、はやあしうさぎとおしゃれぎつねとはいいろおおかみときばいのしし。あなたは誰?」

「のっそりぐま。わしも入れてくれ。」

「もう満員です。」

「いや、どうしても入る。」

くまは無理に入りましたが、てぶくろは今にもはじけそうです。

さて、おじいさんはてぶくろが片方ない事に気がついて、探しに戻りました。

そうすると、こいぬは先にてぶくろを見つけます。

でも、てぶくろはなんだかむくむく動いていたのです。

ですから、こいぬはわんわんと吠えます。

すると、みんなは、あわてて逃げて行きました。

おしまい。

子犬

 

てぶくろの教訓

 

このお話の教訓は、当たり前の事です。

当たり前な事は、寒いから暖かい場所に私も入れてちょうだいと言われて入れてあげる事です。

ちっさい動物も大きい動物も一緒に仲良く手袋に入るのです。

今はこんな思いやりも当たり前ではなくなってしまいました。

理由はなんであれ、お互いを思いやる事が出来ずに争ったり、戦ったりすることが起こってしまっています。

違う動物同士でもお互い思いやる事ができるのですから、同じ人間で出来ないはずはないと思うのです。

 

それからもう一つは、私たちが無理だと思っている事は実は思い込みである事が多いという事です。

世の中では無理だと思っていた事が、実はできてしまって、あれっ?と不思議に思う事も実は勝手な思い込みのせいである事があります。

このお話の中では、てぶくろの中に入るにはとても無理そうな動物がたくさん入るのです。

「今にもはち切れそうです。」どころの話ではありません。

くまやいのししが、てぶくろの中に入ります。

そして、最後には、こいぬが見つけた時にむくむく動きます。

私たちが考える大きさと明らかに違うのです。

でも、このお話では、てぶくろに7匹の動物が無理やりにでも入ってしまいます。

もしかしたら、私たちが勝手に思い込んでいる事が沢山あるのかもしれません。

例えば、子供が絵をかくときに、太陽を緑色で、空の色を黄色にぬったとしたらどうでしょう?

太陽はオレンジ色とか赤色で、空は水色か夕焼けの時は赤っぽいのじゃないかなあ?と思うかもしれません。

ですが、実は空の色はたまたま波長の短い青や紫の光が空気中の水分やほこりに反射するので、青い色に見えているだけです。

ですから、もともと色というのは反射した光が目に入って見えているものなので、本当は色なんてついていないかもしれないのです。

なので、本当の色はこんな色だなんて、誰にも決める事はできません。

そのことと同じように私たちが思い込んでいる事でも実は本当かどうかわからない事がたくさんあるのです。
 
そしてもうひとつは、このお話を読んで思い出したことです。

私の好きなドラマで「靴下を片方なくしてしまって、もう片方はもういらないと思って捨ててしまった途端、いくら探してもみつからなかった片方の靴下がみつかる。」というセリフがありました。

なんでもない日常の出来事なのですが、「世の中はなぜかタイミングが合わずにうまくいかない事が多い。」

「物事は必死で追っかけている時には手に入りませんが、あきらめた途端に思いがけず、手に入る事がある。」いう事です。

恋愛でもそうですが、仕事でも必死に周りに認めてもらおうと、無理して頑張っている時は空回りしがちですが、ある時ふと「まあ、いっか~。」と力を抜いて周りが見えるようになった途端に、欲しかったものが思いかけずに手に入ったりするものです。

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てぶくろの原作

 
ウクライナの民話です。

繰り返しが好きな子供は、手袋に住んでいるのはだれ?と聞かれて、「くいしんぼねずみとぴょんぴょんがえると、はやあしうさぎと・・・」と繰り返し答えるのがとても楽しいようです。
 

まとめ

 
このお話の教訓は、当たり前の事でした。
私たちは勝手な思い込みを沢山しているかも知れないという事です。

冬に読むとぬくぬくと幸せな気分になるお話です。

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