あくたれラルフのあらすじと教訓!あくたれる人の心理。

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サーカス

とてもだらしが無いのに、「しかたのない人だなあ。」と言われながらなぜか周りに愛されている人がいます。

そして、自分もつい「しかたのない人だなあ。」と許してしまうのです。

このお話に出てくるラルフは、心配になるほど、あくたれです。

と私は思いますが、これくらい悪くも何ともないと思う人もいるかもしれません。

ここからは、あくたれラルフのあらすじを見ていきましょう。

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あくたれラルフのあらすじ

セイラのねこはとてもあくたれでした。

あくたれねこのなまえはラルフといいます。

ラルフはセイラの真似をして、セイラのバレーのおけいこの邪魔をしました。

それに木にぶら下がったセイラのお気に入りのぶらんこを壊してしまいます。

それから、クッキーを全部少しづつかじって、セイラのお友達との大事なパーティーを台無しにしたのです。

ある時は、お父さんのいすに座ってお父さんの大事なパイプでシャボン玉遊びをしていました。

おとうさんはそれを見て、とても怒っていたのです。

次の日にはラルフは自転車に乗って食堂に入って来て、テーブルにぶつかりました。

そのうえラルフはお腹がすいたのでお母さんがかわいがっている鳥を追いかけまわします。

これには、お母さんもとても悲しそうな顔をしました。

ある日、家族みんなでサーカスを観にいったのです。

すると、ラルフの隣の席の犬がうるさく吠えていました。

ラルフは何度も犬に注意しましたが、犬はちっとも静かにしません。

ですので、ラルフはゴム風船を何個か犬の首輪にくくりつけたのです。

すると、犬は上の方まで飛んでいきました。

そのあともラルフは空中ブランコにぶら下がったり、馬に飛び乗って芸人を突き落したりしました。

お父さんは、「今日のラルフのいたずらはひどい!」と言って、「ラルフをサーカスに置いて帰ろう!あいつにはちょうどお似合いだ!」と言ったのです。

そして、セイラたちはラルフを置き去りにして帰ります。

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その晩、サーカスの団長はラルフにみんなの食べ残しを掃除させました。

それから、ラルフはラクダに水を与え、力持ちが休憩するとき、バーベル持ちをさせられます。

ですから、ラルフは次の日働くのが嫌になって、ナイフ投げの的になるのを断ったのです。

すると、怖いあんちゃんがラルフをおりに放り込みます。

そして、「ここでは、みんな働くんだ!」と言い、ラルフを閉じ込めました。

みんなはラルフにごみをぶつけたり、水をあびせたりしました。

それから一週間、ラルフは残り物しか食べさせてもらえなかったので、ずいぶんやせてしまいます。

なので、おりの鉄棒の間から逃げ出すことができたのです。

サーカスを抜け出したラルフはごみ置き場で眠る事にします。

ですが、夜中にネズミが足をかじりました。

次の朝、ラルフは寒気と吐き気がします。

そして、とうとう「さびしい。」と言って泣き出してしまうのです。

セイラはラルフを探して色んな所を歩き回りました。

そして、セイラはごみ置き場にいるラルフを見つけて「ラルフ、私はいまでもあなたが大好き!」と言って、ラルフを抱きしめてキスをしました。

うちでは、お父さんもお母さんもラルフが帰って来てとても喜んだのです。

そしてラルフは柔らかいベッドとあたたかいミルクがある事を、何よりうれしく思いました。

ですから、もう二度とあくたれはしまいと思いました。

でも、えびのごちそうが食卓にあるときだけは我慢ができません。

おしまい。

ごみ置き場猫

あくたれラルフの教訓

このお話の教訓は、悪さをしても周りは嫌いにはならない事。

そして、嫌いになれないことです。

周りの人に愛されているのに、悪さをしてしまう人がいます。

ここでいう悪い事にも程度があります。

人を傷つけたりする悪い事ではなくて、だらしなかったり、「この人は、ほんとどうしようもないなあ・・」と思う程度の悪さなのです。

例えば仕事でいうと遅刻するとか、プライベートもお酒にだらしがないとかの程度です。

そして、その人を良く知っている周りの人はなぜか「○○さんだから・・」と許してしまいます。

そういう悪い事をしてしまう人は、自分はそのことによって、嫌われない事を知っているのです。

このお話では、ラルフは思いっきり悪さをします。

こんなに思いっきり悪さを出来る人はあまりいないと思います。

多くの人は、自分への評価(努力して作って来た評価)を壊すのは、嫌なのです。

そして、近くの人には特に嫌われたくありません。

なぜか、全く悪い事をしたことがない人の方が、悪い事をして周りに嫌われてしまうのが恐ろしいのです。

今までちっとも悪い事をしてきていないのに・・・。

そういう人も、悪い事をしたいわけではありませんが、時にはぐうたらしたいし、色々だらしなく気を抜いたりしてみたい事もあります。

「もう疲れた。もう嫌だ。」とすべてをやめてしまいたいこともあります。

でもそうやって、好き勝手してしまう事がどうしても怖くてできないのです。

もしかして、周りの人に嫌われるのも嫌ですが、自分が自分の事を嫌いになりそうだからかもしれません。

そういう人は、そのままの自分に自信がないのです。

ですから、自分はいつもきちんとしている事で、周りに認められていると思っているのでしょう。

そしてどこかで、適度に気を抜いてありのままで自由な人がうらやましいのです。

それから、もう一つは人は変われるかどうか?です。

ラルフはもう二度と悪さはしないと誓いましたが、やっぱり食欲には負けてしまいます。

先日もドラマで若い時にぐれて何度も捕まった人が、目標を決めて頑張っていたのですが、その人は強盗の犯人に疑われて逮捕されているシーンがありました。

人は本当に変われるのでしょうか?

例えば、自分でも嫌だなあと思う所をどうしても変えたいと思ったとします。

ですが、乱暴な人はやっぱりどこか荒っぽいでしょう。

それに、すぐ感情的になる人は、何があってもおだやかににこにこしていられる人にはなるのは難しいです。

じゃまくさがりな人はやっぱりじゃまくさがりです。

神経質で細かい事にこだわる人は、多少ましになったとしても、やっぱり神経質で細かいです。

動きがゆっくりしている人は、なんでもテキパキ動いてさばいて行く人にはなかなかなれないと思います。

その人の気質とか本質的な所は変えるのはなかなか難しいことでしょう。

でも違う方向から変えて行く方法もあるかもしれません。

考え方や、ちょっとした習慣づけで少し変われるかもしれません。

例えば、すぐ感情的になる人はスイッチが入りそうになったら深呼吸をして、自分が感情的になっている理由を今一度考えてみる。

じゃまくさがりの人は原因になりそうな事をとりのぞいて、近くにあるすぐ出来そうな事からやる。

(テレビを消して、机の上を片付けるとか。)

など、急に大きく変わろうとしても難しいので、進歩したり、後退したりしながら少しづつでも変われるのではないでしょうか?

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あくたれラルフの原作

アメリカの作家 ジャック・ガントスの作品です。

作者は小さいとき大変いたずら好きでした。

中学、高校位から、思ったり、考えたりしたことは、書き留めていたそうです。

あくたれラルフのお話は、いたずらなねこを見て思いついて、下書きが出来ました。

 
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まとめ

あくたれラルフのお話の教訓は、悪さをしても周りは嫌いにはならない事です。

それから、人は本当に変われるかどうか?です。

私はこの絵本が好きで、子供によく読んであげていましたが、娘に感想を聞いてみると、お父さんもお母さんもラルフを捨てたのに、どうして帰って来た時に「さびしかったよ。」と言ったのか、わからなくてモヤモヤしていたそうです。

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